ビタミンK

納豆、みそひじき、青のり、チーズなどに含まれるビタミンKに肝ガンを抑制する働き

お酒をたしなむ人の中には肝臓ガンを気にされている人もいるかと思いますが、じつはアルコールが肝ガンの直接要因になることはほとんどないのです。約8割の肝ガンはC型肝炎のウイルスが原因で、これを持っている人は飲酒に関係なく発症する危険性があります。ただし、体の免疫力が高ければウィルスが暴れませんので、必ずしも全員がかかるわけでもないのです。

ビタミンKは納豆に多く含まれる

ビタミンKに肝ガンの増殖を抑える効果が確認されました。とくに効果が期待できるのは納豆で、少量でも十分なビタミンKが取れます。このときに刻んだ長ネギを混ぜて食べると、より吸収を高めてくれるでしょう。

納豆を注意しなければいけない人もいる

  1. ワーファリン投与中の人
    心臓や血管の病気で「ワーファリン」を処方されている人は、納豆などビタミンK を多く含む食品は取らないでください。ビタミンK は止血に関与するため、ワーファリンの抗凝血(血液を固めない)作用を阻害し、薬の効きめが薄れてしまうのです。
  2. 血圧降下剤の「カルシウム桔抗剤」を処方されている人は、グレープフルーツジュースと飲みあわせをしないように。効きめが強くあらわれたり、頭痛、ふらつきなどの副作用症状が出る場合もあります。また、他の薬についても念のため医師にご確認ください。

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