O-157のお手軽殺菌法

O-157をはじめ、サルモネラ菌、ボツリヌス菌など、さまざまな食中毒が猛威を奮い心配です。食中毒といえば、学校給食や社員食堂など、大量調理施設における集団感染を思い浮かべますが、最近は、家庭での感染が増えてきましたた。厚生省は、緊急対策として「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」を提示しています。
その6つのポイントの中のひとつ「殺菌法」によれば、家庭で使用する調理器具や食器の殺菌法には、熱湯消毒が適しているとされています。まな板や包丁は生肉や野菜を切った後、皿や茶碗は使う前と使った後に75度以上のお湯を15秒以上かけて消毒するようにします
。O-157が、熱に弱い性質を持つとされているためです。ただし、熱に弱いO-157も、42度前後のお湯は適温となり、かえって増殖してしまうおそれがありまする。消毒用のアルコール噴射でも殺菌できますが、きれいに洗った後よく乾燥させてからでないと効果がないため手間がかかって面倒だ。また、洗剤にはほとんど殺菌効果が期待できません
こういった基本的な殺菌法とは別に、一般的な家庭で使用されている食用酢で、手軽により効果的な殺菌ができます。ある実験によれば、細菌などが繁殖しやすいプラスチック製のまな板に、O-157を1000万個付着させ、食用酢と食塩を加えた水につけたところ、菌の数が100個以下まで減りました。
また、食器を洗うスポンジにも付着させ、同じ液につけたら、菌の数が20個以下に減りました。
日本細菌学会を中心とした共同研究によるこの効果が公表されてから、例年ほとんど変化のみられなかった酢の売上も大きく伸びています。また、これに便乗してか、食器洗い専用の酢や、野菜などの食品を洗う酢なども商品化されている。酢に含まれる酢酸には苦から殺菌効果があるといわれており、暴飲暴食などをしたときに体内で生じる毒素を解消するはたらきも持っている。O-157は塩酸には強いため、ほかの菌のように胃液では殺菌できないとされてますが、酢を使った調理法で殺菌効果を上げることもできるでしょう。

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